フィリピンの生産年齢人口は30年以上増え続ける

フィリピンの人口ピラミッド

日本の技術力、道徳観、治安の良さなどは世界一と言えますが、人口が減り市場規模が小さくなる大きな問題を抱えています。逆にフィリピンは治安が悪く、技術力もありませんが、人口構成が非常に若く市場規模が大きくなっています。

フィリピンの人口は1億人で、平均年齢が22.9歳と言う若さです。国民の半数が22歳以下と言う国なのです。ちなみに日本の平均年齢は44.8歳、中国が35.5歳ですので、いかにフィリピンが若い人で溢れかえっているかがわかります。

フィリピンの人口ピラミッド

フィリピンの人口構成が強烈で、まさに人口ピラミッドを地でいっているような国です。見事な富士山型で1950年代の日本の人口ピラミッドと同じです。フィリピンは若い世代がとても多いので、今後も人口が増えます。

2011年の人口は1.9%増加していて、日本の第二次ベビーブームに匹敵します。アジアは比較的若い世代が多い国が多いように思いますが、日本、中国、韓国は高齢化をひた走っています。

日本の人口ピラミッド

世界中の国が高齢化社会に突入している

中国では2007年に、タイでは2005年に高齢化社会に突入しています。アジアの各国が高齢化に突入していますが、フィリピンで高齢化社会が始まるのは2030年ですので、今から20年も後の話です。

生産年齢人口の15歳~64歳ですが、日本、韓国はもちろん、タイ、中国でも2010年から減少が始まっています。アセアンの中でも若い国であるベトナムやインドネシアでも、2020年~2030年には現在の1.2倍ほど増えてから減少します。

一方、フィリピンの生産年齢人口は右肩上がりで増え続け、2050年には今の2倍近くに増加します。こういった状況を見込んで、多国籍企業は人材確保や労賃の値上がりから中国を捨ててフィリピンに移動しています。

人口ボーナスは企業にとって魅力的です。フィリピン政府の舵取り次第で、巨大市場に化ける可能性も十分にあります。先進国は人口が減っていますので、長期スパンで見ると市場が縮小し、国力が下がっていきます。

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